防災バックのライトを選ぶとき、最終的に懐中電灯だけでも、大丈夫という結論に落ち着いていました。

試しに、バックパックのショルダーベルトに手持ちの懐中電灯を引っ掛けて夜歩いてみたんです。使えないことはない。足元も十分照らせる。両手も空く。でも——

光源の部分が熱い。
あと、収まりが悪い。ベルトにぶらさがっている感じが気になって、ずっと意識してしまうのが地味にストレスでした。

それで結局、専用のクリップライトを追加することにしました。

選んだライト

選んだのはモンベルの「クリップオンコンパクトライト」。

スペック

項目内容
明るさ30ルーメン
点灯モード白色点灯 / 白色点滅 / 赤色点滅
電源単4形電池 × 1本
最大照射時間約17時間
重量約33g(電池込み)
防水IPX4
価格1,700円(税込)

もともとの用途は「シグナルライト」——暗がりで自分の存在を周囲に知らせるためのライトです。明るさは30ルーメンなので、ヘッドライトほどの明るさはありませんが、足元や目先を照らすには十分でした。

ちなみにもともと検討していた、モンベルのコンパクトヘッドライトは60ルーメンでした。

気に入っているところ

収まりがいい。

これが一番。ショルダーベルトに付けると、「測ったかのようにちょうどいい」という感覚があります。大きすぎず、小さすぎず。クリップが厚みのある箇所にも対応していて、ベルトにしっかり噛んでくれます。

角度が調整できる。

ライトの向きを上下・左右に変えられます。付けた位置から「斜め下に向けて少し先も照らしたい」というときに微調整できるのが地味にうれしい。バックパックに付けたとき、狙った場所に向けやすい。

33gという軽さ。

電池込みで33g。付けっぱなしにしていても気にならない重さです。取り外すのを忘れてしまいそうなくらいの存在感。

ランタンシェードとセットで使う

ライトと一緒に「クラッシャブルランタンシェード」も購入しました。

ライトに被せる「笠」のようなものです。折りたためるビニールっぽい素材で、ライトに被せるとランタンのように光がぼやっと広がります。

高いところに引っ掛けておくと、明かりが広がってテント内の照明として使えます。読書灯くらいの明るさ。

避難所や車中泊のシーンで役に立ちそうだと思っています。

妥協点

一点だけ、惜しかった点があります。それは電源が単4電池ということです。

うちの防災ガジェットは、ラジオ・懐中電灯と単3電池で統一していました。「電池の種類を増やさない」というのは、防災グッズ選びのこだわりのひとつでもありました。

このライトだけ単4になってしまったのは、迷いどころでした。ただ、このサイズ感とバックパックへのフィット感はとても良い。

「電池の統一」か「装備の質」か、という天秤で、今回は後者を取りました。単4の予備を1本だけ防災バックに足しておく、という形で折り合いをつけています。

防災訓練を兼ねて、夜に2km歩いてみた

装備を一通りそろえたところで、実際に確認しておきたくて、夜にバックパックを背負って歩いてみました。防災訓練のつもりで。

正直、重かった。

妻のバック(Haglöfs Lattnja 18L)が約5kg、わたしのバック(Haglöfs Sensate Pro 32L)が約10kg。これに猫たちを抱えることを考えると、もうギリギリの重さです。2km歩いて実感しました。

クリップライトは、肩ベルトに付けたままずっと点灯させて歩きました。特にズレ落ちることもなく、足元と目先を照らすには十分でした。

重い荷物を背負いながら、ライトに気を取られることなく、ちゃんと前を照らしてくれる。思っていた以上に心強かったです。

まとめ

モンベル クリップオンコンパクトライトは、防災バックへの追加として選んで正解でした。

正直、懐中電灯で代用するのも悪くはない。ただ、この収まりの良さ、見た目の完成度を知ってしまうと、戻れなくなりました。

電池が単4になってしまうのが唯一の妥協点ですが、1,700円という価格も含めて、コストパフォーマンスは高いと感じています。

ランタンシェードもセットで持っておくと、いざというときの用途が広がります。気になる方はあわせてチェックしてみてください。