防災バッグの中身を考えるとき、「何を入れるか」より先に「何が起きるか」を想像した方がいいと思っています。

わたしが想定しているのは、夜中に地震が起きて、夫婦2人と猫とミーアキャットを連れて家を出る場面。慌てている。停電している。バラバラになるかもしれない。

その状況で、妻用のバックパック単独でも生き延びられる最低限の装備を入れていきます。

雪山用バックパックを、防災バッグにした話。「Haglöfs Latnja 18 & Sensate Pro 32」防災バッグ選びに3ヶ月かけた話。市販セットをやめて、Haglöfsの雪山用バックパック2つを選んだ理由と、防災用途で気に入っている点をレポートします。...

基本装備リスト

水・食料

  • 保存水(500ml×3)
  • 非常食(缶詰、ゼリー飲料など)

非常食について

缶パン、缶詰、ようかん、ゼリー飲料など、火やお湯が不要なものを基本に選びました。
とはいえ、非常時こそ気持ちを落ち着かせるおいしいものも必要なので、水を入れて作るおにぎりもひとつ入れました。

炭水化物、タンパク質、糖分をひととおり摂れる内容にしています。ゼリー飲料は水分補給も兼ねて入れています。

衛生・救急

  • 簡易トイレ × 3
  • ファーストエイドキット
  • ホイッスル
  • ウェットティッシュ
  • マスク × 3枚

ファーストエイドキットについて

妻のバッグには、小さくて最低限のものを入れています。これと一緒に常備薬も。

より充実したセットは、夫の32Lのバックパックに入れています。2つのバッグが一緒にある状況では32L側で対応して、18L単独になったときは最低限の処置ができる、という考え方です。

保温・防寒

  • 雨合羽
  • エアベット
  • エマージェンシーブランケット

雨合羽について

バックパックを背負ったまま被れる、マチの広いポンチョタイプを選びました。上下分かれているものの方が雨への対応力は高いですが、慌てているときでもとりあえず雨除けになることを優先しました。

エマージェンシーブランケットについて

SOLというブランドのものを選びました。
種類は2つを入れています。体を包むだけでなく、地面に敷いたり、雨よけにしたり、汎用性の高いシートタイプと、そのまま使える寝袋タイプ。

避難所でカサカサうるさい、すぐ破れてしまう、といったことがないよう、少し上等なものにしました。

情報・通信

  • ラジオ
  • 懐中電灯
  • 予備の電池
  • 筆記用具

ラジオについて

日本製の信頼できるメーカーで選びたくて、パナソニックのRF-P55にしました。コンパクトで電池式であること、この2点を条件にしています。単三電池で動くので充電の心配がなく、コンビニでも手に入りやすい。ダイヤルパネルが暗闇で蓄光するのも、停電時に地味に助かります。

懐中電灯について

足元を照らす、探し物をする、遠くを照らす、声が出せないときにストロボで助けを呼ぶ。さまざまな場面で使えます。

災害時は天候を選べないので、防水のものを選びたくて、Lumintop TOOL AA 3.0にました。単三電池で動くので、ラジオと電源を統一できるのも決め手のひとつ。予備電池をひとつの種類にまとめておけば、管理がシンプルになるし、いざというときに迷わない。

単三電池の予備は専用ケースに入れて4本持っています。ラジオ2本・懐中電灯1本のフル交換分と、予備1本です。

まとめ

32Lのセンセイトプロには、この18Lの基本装備に加えて、ペット用品・ウォータータンク・食料と水の余剰分を入れています。内容がシンプルなため、今回は18Lのバックパックを中心にまとめました。

18Lという容量は、選ぶ前は少し不安がありましたが、十分収まりました。着替えや貴重品、モバイル充電器などを入れる余裕もあります。何より、小さいバッグは軽い。体への負担が少なく、長時間の移動でも動ける体力を残せること——そっちの方が大事だと判断しました。

中身をひとつずつ選ぶのが大変な場合は、市販の防災セットを起点にするのもひとつの方法です。わたしが選ぶなら、電池式のラジオと懐中電灯が含まれているものにします。